当局の許可を得て日本のCBD(カンナビジオール)市場にPhivida社が参入

カナダのカンナビノイドメーカー Phivida社は、12カ月間の交渉を経て、日本の当局から大麻製品の販売許可を得た。

 同社は現在、(株)あさやけとCBDを利用した機能性食品および飲料、およびメディカル麻実油のヴィダプラスライン製品に関する製品販売契約を締結しており、APACでのさらなる発展のための足掛かりとなると期待されている。

Phivida社の製品は、大麻由来でTHCを含まない、日本の規制基準に準拠した、プレミアムな非精神性作用の植物性カンナビノイドである。

購入可能な製品には、最近上市したナノ- CBD アイスティーがある。これは消化管を治癒し、経口摂取したカンナビノイドおよび植物機能性成分を吸収する身体能力を最大限に引き出すように設計されている。

Phivida社のクリニカルアドヴァイザー、Dr. Chris Meletisは、世界の保健医療コミュニティがCBDと腸の健康の関連に最大の関心を示していると語った。

「Phivida社は、グローバルA4M会議でカンナビノイドと脳‐腸管系の関連性に関するレクチャーを行い、非常にポジティブな反応を得た。消化管は、CBD試験が腸の治療に関して強い臨床転帰を示すことから、エンドカンナビノイド受容体を有する」と述べた。

同社は、主要な新興市場の調査と関係作りに数年間を費やしており、Phividaの社長兼CEOであるJohn-David Belfontaineは、「私達は、Phivida社の製品を患者、医療従事者、および日本のアクティブな家族に提供することを光栄に思っています。

文化的に、Phividaは国際的にも相互に拡大する関係を求めて積極的な協力を惜しみませんが、Phividaの薬用大麻抽出物から自然発生する植物性カンナビノイドのような全草生薬に対する私達の誠実さを共有する古代からの伝統を深く重んじています」と述べた。

成功の妥当性?

同氏は、最近の何例かの規制変更が、同社のグローバル展開を加速させたとも付け加えた。

例として、世界アンチドーピング機関(WADA)は、1月1日にプロとアマチュアアスリートの大麻由来カンナビジオールの使用を正式に承認した。このポジティブな規制変更は、平壌の2018年冬季競技大会の直前に行われたため、同社はCBD研究を世界の視聴者にアピールする理想的なプラットフォームを提供することとなったと説明した。

さらに、2020年のオリンピックおよびパラリンピックの開催国としての日本の役割、そして彼らが深い関心を持つ健康とウェルネスに焦点を当てることで、Phividaにはより大きな国際スポーツコミュニティに関与する機会が提供される可能性がある。

さらに、世界保健機関(WHO)は最近、大麻由来のカンナビジオールを「安全、非毒性、非精神性および薬用」と言い切った報告書を提出し、世界的規模で規制をシフトさせることを強く求めた。