同ブランドは、発売以来、CBDソーダを1万本以上、CBDサプリを1,000本以上、ホームページを通じて販売しており、前月比150%の売上を上げている。
9月には、ブランドが実店舗に商品を展示するためのRaaS(サービスとしての小売)ソリューションを提供している米国のb8ta社と実店舗のプレゼンスを確立した。
メロウの製品は、東京・新宿マルイ本館にあるb8taの店舗で展示販売されている。
メロウはまた、今後2年以内にCBDソーダでコンビニエンスストア チャネルに参入することを目指している。
D2Cブランドは、株式会社Linkshipが所有し、独立系ベンチャーキャピタル ANRIが支援している。
リラックスしてストレス解消
メロウの既存製品は、CBDを10mg配合したソーダ(100mL)と、CBDを300mg、GABAを3000mg、L-システインを300mg配合したサプリメント。
抗ストレス機能やリラクゼーション機能を持つ製品として販売されている。
「日本はストレスの多い社会であり、常に働き続けているため、自殺や不安など多くの健康や心の問題につながっています」、Kohei Hosono COOは述べている。
「私たちはウェルネスD2Cブランドであり、ストレスや燃え尽きやすい日本社会に良い影響を与えたいと考えています。」
世界的な研究で、CBDは体内のエンドカンナビノイドシステム(ECS)と相互作用してストレスや不安を軽減することが判明している。ECSは、気分、記憶、免疫などを調節する。
Hosono氏によると、日本には他にもCBDのサプリメントがあるが、ほとんどは欧米からの輸入品である。
メロウの製品には、GABAとL-システインが含まれている。
GABAは、神経系の活動を低下させる特定の脳信号をブロックまたは阻害する抑制性の神経伝達物質で、鎮静効果を発揮する。
L-テアニンはGABAと共に作用してストレスを和らげ、リラクゼーションを促進する。
「CBDやGABAなどのストレス解消成分を初めて配合したブランドであり、日本初のCBD炭酸飲料ブランドでもあります」とHosono氏。
麻に関する規制が厳しいため、CBDは海外から輸入、その他の原料は日本で調達している。
国内のサプリメントメーカーや飲料メーカーと連携し、CBD製品を製造している。
新規と拡張
他の国と同様に、日本でもCBDは微妙な問題となっている。
Hosono氏は、CBDの普及には教育が重要な鍵を握っているという。メロウはライフスタイルブランドとして、独自の啓蒙情報を制作し、商品を購入した消費者に配信している。
同社は、実店舗により、消費者が製品をよりよく理解できるようになることを期待している。
6月にホームページでの販売を開始したが、日本が非常事態から抜け出したばかりであったことが有利に働いた。しかし、オンラインでの販売には広告宣伝などの課題もあった。
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