コラーゲンコレクション:日本の「天使のララ」メーカーは台湾での売上5倍を目指し、さらにタイでも認可を取得

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人気のコラーゲンドリンクと石鹸のブランド「天使のララ」のメーカーである株式会社エミネットは、来年、台湾での売上を5倍にすることを目指している。

2000年に設立されたエミネットは、これまでにコラーゲンドリンクの石鹸を10万個以上、ドリンクを1億9000万袋以上販売してきた。

エミネットは、2020年に初の輸出市場である台湾に進出し、累計販売数1万、定期購買者数300名以上を達成した。

台湾市場

台湾における日本製品の需要を活用して、エミネットは現在、広告宣伝活動を強化しており、来年の売上は5倍になると予測している。

台湾では、MOMO、yahoo!、PChomeなどのオンラインプラットフォームで商品を販売している。

エミネットは、FacebookやLINE、YouTubeなどのインターネット広告を中心に商品を販売促進している。

エミネットの海外事業担当の Nishina Yuji氏は、「来年度はテレビのCMなどの大型広告を展開する予定です」と語る。

また、台湾の消費者は日本製品の品質の高さに魅力を感じているという。

「台湾の方々はとても親日的です。台湾には保湿性に優れたコラーゲン入りの洗顔石鹸がないので、コラーゲン石鹸を発売することにしました」。

「COVID-19の影響で日本に行けないため、通販で日本製品を購入する人が増えています。」

エミネットの製品は、ティラピアから抽出したフィッシュコラーゲンを使用。同社のコラーゲンドリンクは、肌の潤いを高め、赤みを和らげる効果があることが臨床試験で確認されている。

また、石鹸は洗浄力と保水力を売りにしている。

コラーゲンサプリメント

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Nishina氏によると、コラーゲンサプリメントは台湾の若い人たちの間で特に人気との事。

これらのサプリメントは一般的には粉末タイプだが、天使のララは液体で小袋に入っている。

「台湾で販売されているコラーゲンは、ほとんどが粉末タイプです。液体タイプもありますが、甘味料や防腐剤が入っています。天使のララは無添加の液体コラーゲンで、どんな飲み物や食べ物にも簡単に混ぜることができます。」

天使のララ コラーゲンドリンクは、常温保存が可能な液体で小袋に入っている。お茶、ワイン、ジュース、スープなど、冷たいものから温かいものまで幅広く混ぜる事が出来る。

タイでの発売

エミネットのコラーゲンドリンクは、タイ食品医薬品局の承認を得て、2022年後半にタイでの発売を予定している。

タイのコラーゲン製品は、台湾と同様に粉末タイプが主流で、一部に液体タイプがある。天使のララコラーゲンドリンクは、タイでは初の小袋タイプとなる。