ブランニュー：Amway’のトレーサビリティープログラム、 Meiji’のヘルシーエイジング製品、BlackmoresのCOVID-19臨床試験

食品・栄養関連企業や政府機関は、製品のトレーサビリティにますます力を注いでいる。今回のVitamINSIGHTSでは、Amway、Danone、BYHEALTHなど、この分野で躍進しているサプリメントや調製粉乳のブランドにスポットライトを当てます。

例えば、アムウェイは4年前にニュートリライト・トレーサビリティ・プログラムを立ち上げ、ウェブベースの拡張現実やライブストリーミングなどのデジタル技術を活用して、消費者に「製品のトレーサビリティを身近に」感じてもらえるようにしているす。

一方、ダノンは、中国国内などで販売する乳児用粉ミルクのために、二重QRコードパッケージを開発した。

マレーシアの向精神薬企業Eureka Drinksは、シンガポール、中国本土、マカオ、香港、フィリピンの計画地に、新たな戦略的拡大、流通、小売計画を順調に進めている。

2020年3月に建築・建設会社Beta Majuの一部として設立されたEureka Drinksは、ビタミンB群の全種類、CDP-コリン、ガラナを含む3つの製品を開発した。

25歳から55歳の活動的で経済的に豊かな成人をターゲットにしたこれらの飲料は、マレーシア、ブルネイ、韓国、ドバイの小売チャネルで販売されている。

インドの製薬会社Mankind Pharmaは、Health OKブランドで初の子供用マルチビタミングミを発売した。

この新発売により、Health OKは「完璧なウェルネスブランド」になるとMankind Pharmaのセールス＆マーケティングGMであるJoy Chatterjeeは述べている。

このブランドは既に、大人向けのマルチビタミン錠剤として販売されている。

明治は、国内での市場競争が激化する中、最新の機能性表示食品（FFC）乳飲料を宅配限定で発売した。

明治五つ星習慣は、ストレス緩和、記憶力向上、血圧サポート、中性脂肪抑制、血糖値上昇抑制の5つの機能性を訴求したヘルシーエイジング商品。

40代以上の成人を対象としている。

オーストラリアのBlackmores社は、シンガポールの移民労働者を対象としたCOVID-19関連の臨床研究支援のため、過去最大規模の製品の寄付を行っている。

4,257人の移民労働者が参加するこの試験では、亜鉛40mg、ビタミンC 250mg、ビタミンE 200IU、銅1mgを配合した製品とビタミンC 250mgのみを配合した製品の2種類を評価する。

Amwayの Nutrilite トレーサビリティ プログラム、明治のヘルシーエイジング製品の日本での発売、シンガポールでのBlackmores製品の臨床試験など、ビッグブランドの最新動向を紹介します。