機能的でおいしい:キリン、免疫カテゴリーにおける意識と行動のギャップを埋める
日本の飲料大手であるキリンは、新製品の発売と既存製品2種の微調整に続き、免疫の健康における「消費者の認識と行動のギャップ」を埋めたいと述べている。
キリンは、3月にキリン おいしい免疫ケアを日本市場で発売する予定だが、既存の免疫ケア製品である「キリン iMUSE 免疫ケアウォーター」と「キリン 生茶 免疫ケア」のデザインおよび味を変更している。
これらの商品には、独自の機能性成分Lactococcus lactis strain Plasma (プラズマ乳酸菌)が配合され、機能性とおいしさの両立を優先させている。
酸性でタンパク質を多く含む乳飲料は認知機能を促進することが示される-明治の後援による研究
酸性化した10gおよび15gのミルクプロテイン飲料を摂取すると、若年成人の認知機能に急激な改善が認められたことが、明治の支援を受けた研究で示されている。
10gまたは15gのミルクプロテイン飲料を飲んだ被験者では、「シフト」 パフォーマンス (刺激間で焦点を柔軟に移動させる能力) は15分で改善し、「アップデート」 パフォーマンス (情報を一時的に維持し操作する能力) は60分で改善した。
酸性乳飲料にはアミノ酸が含まれており、酸性化乳タンパク質の有益な効果に重要な役割を果たした可能性があると研究者らは報告している。
ヘルシーエイジングFFCが日本のサントリー健康食品事業に大きな増収をもたらす
ヘルシーエイジングを目的とした機能性表示食品 (FFC) は、昨年の日本におけるサントリーの健康食品事業の成長を牽引するものとして注目されている。
同社は、健康食品である「ロコモア」と「オメガエイド」が2022年会計年度中に前年比6%の売上成長を達成したと発表した。
ロコモアは主に膝関節に問題を抱える健康な中高年向けに設計されており、オメガエイドはアラキドン酸(ARA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)を指し、高齢者の「記憶の精度を高める」ことを謳っている。
日本人のパンが多く、米が少ない食事パターンと「悪玉コレステロール」の関連性 - コホート研究
日本人の一般的な悪玉コレステロールである血清低密度リポタンパク質(LDL)コレステロールと食事パターンの関係を評価するために、多施設共同コホート研究が実施された。
その結果、「パン多め、米少なめ」の食事パターンでは男女ともに血清LDLコレステロールが高くなり、「菓子多め、アルコール少なめ」の食事パターンでは男性のみ同じであることが判明した。
今までにない?幹細胞の再生を促進するサプリメント成分を日本企業が開発
東京に本社を置くニュートリションアクトは、幹細胞の再生を促進する健康補助食品に配合可能なオリーブ葉エキスを開発した。
チュニジア原産のオリーブの葉から抽出されたこのエキスは、低酸素環境下で幹細胞の増殖と分化を促進するタンパク質の一種である低酸素誘導因子1(HIF-1)の体内生産を高めると言われている。
HIF1STEMの名称で販売されているこの原料は、血液や血管のアンチエイジングに役立つほか、肌のバリア機能を向上させるとも謳われている。