中国の健康食品の輸入： 食用燕の巣の人気が急上昇、インドネシアが輸出国トップ 5 に入る
インドネシアは昨年、中国への健康食品の輸出国トップ 5 の一角を占め、東南アジア諸国への輸出の大部分を食用燕の巣が占めるなど、日本をしのぐ勢いを続けている。
昨年、中国に輸入された健康食品は59.4億米ドル相当で、前年比14.6％増であった。そのうち20.7％にあたる12.3億米ドルは米国からのもので、オーストラリアから8.2億米ドル、ドイツから5.8億米ドル、インドネシアから4.5億米ドル、日本から3.1億米ドルと続く。
これは、中国医薬品・健康製品輸出入商工会議所（CCCMHPIE）が中国のサプリメント企業BYHEALTHと共同で発表した報告書による。
サプライ フォーカス：濃縮ボーン ブロスの需要がオーストラリアでの供給を上回る、とMelrose Health社
Melrose Health グループは、オーストラリアでの需要が供給を上回る中、濃縮ボーン ブロスの生産を強化している。
メルボルンに本社を置く同社は、8月にボーン ブロスメーカー Best of the Boneを買収し、現在サプライチェーンの強化に取り組んでおり、今後さらに新製品を共同開発する予定であると、Melrose Health グループのNathan Cheong最高経営責任者（CEO）がNutraIngredients-Asia誌に語った。
Cheong氏によると、Best of the Boneはオーストラリアで前年比40％の成長を遂げており、同氏の推計によると、オーストラリアのボーン ブロス市場全体は約68億円から97億円である。
中国ダブル11データ： ビタミン、プロバイオティクス、ラクトフェリン、消費低迷を背景に売上倍増
ビタミン、プロバイオティクス、乳幼児用ラクトフェリンなど30品目以上の栄養製品が、2023年の中国のダブル11ショッピングフェスティバルで少なくとも2倍の取引額を記録したと、JD Healthが発表した。
しかし、Eコマース企業の業績を正確に把握するのは難しい。というのも、これらの企業は2022年以降、商品総額（GMV）の公表を中止しているからだ。
Kantar Worldpanelのマネージング ディレクター、Jason Yu氏は、第三者機関のデータによると、2023年のダブル11の流通取引総額はわずか2.08％しか伸びなかったとNutraIngredients-Asia誌に語った。
男性のフィットネスに対する認識のパラダイムシフトが骨・関節カテゴリーに新たな チャンスをもたらす
業界の専門家によると、男性は健康とフィットネスが筋肉質の体格を超えたものであることを認識しており、関節の可動性、体の機能性、全体的な健康を改善するのに役立つ製品をますます求めるようになっているという。
現代の男性は、筋肉増強や見た目の美しさよりも、体力だけでなく精神的な健康も含む総合的な健康を重視している、とンド栄養補助食品専門家アドボカシー評議会 (ENAC) の創設者兼CEOであるSandeep Gupta氏はGrowth Asia Summit 2023で述べた。
ビューティー フロム ウィズイン分野では、腸内環境とメンタルサポートにまたがるマルチ ベネフィット製品への需要が高まっている - 専門家パネル
アジア太平洋地域のビューティー フロム ウィズイン カテゴリーでは、美容の悩みだけでなく、腸の健康や精神的なサポートなど、複数のメリットをもたらす製品への需要が高まっていると、Haleon、Blackmores、Renovatioなどの専門家が参加したパネルが語った。
このパネルディスカッションは、NutraIngredients-Asia誌とCosmeticsDesign-Asia誌が11月2日に開催した「Beauty-from-within APAC 2023 Interactive Broadcast」で行われた。