腸へのアプローチ:森永乳業、プロバイオティクス菌株の肥満や加齢に伴う代謝問題への有効性に注目
森永乳業は50年前に主力プロバイオティクス菌株であるビフィドバクテリウム ロンガムBB536を発見して以来、腸内環境とメタボリックヘルスの関係について積極的に研究してきた。
現在では、ビフィズス菌4株とポストバイオティクス1株を品揃えしている。特にB.ブレーベB-3は、体重管理の様々な分野に有効であることが臨床的に証明されている。
小林製薬の新CEO、退任する前社長は紅麹不祥事後の給与50%返上へ
小林製薬は8月8日付で、前専務取締役・サステナビリティ経営本部本部長山根聡氏が代表取締役社長に就任した。
退任する小林章裕CEO兼社長は補償担当取締役として同社に残る。小林氏は紅麹不祥事後、6ヶ月分の報酬の半額を返上する。
NutraIngredients-Asia Awards 2024:ファイナリストが発表されました!
今年のNutraIngredients-Asia Awards の最終選考に残ったサプライヤー、ブランド、研究者、プロジェクトをご覧ください。
受賞者は、9月18日にバンコクのAbandoned Mansionで開催される招待客限定の祝賀会で発表されます。
台湾の「奇跡のキノコ」:Greenyn社がアジアでAntrodia cinnamomea(牛樟芝)を二日酔い解消と肝臓の健康に利用
台湾のGreenyn Biotechnology社は、いわゆる「奇跡のキノコ」が、同社が資金を提供した試験で、定期的に飲酒する人や慢性B型肝炎患者の肝機能を改善することが判明した後、アジアの主要市場で規制当局からAntrodia cinnamomeaへの承認取得に取り組んでいる。
RCTでは、44人の日本人の成人が12週間、Antrodia cinnamomea菌糸体エキス(ACME)カプセルまたはプラセボを毎日摂取した。この研究では、ACMEが常飲者のアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)値を有意に低下させることがわかり、副作用なしに肝臓の健康に役立つ可能性が示唆された。
Bifidobacterium adolescentis SBT2786が睡眠と気分を改善-日本の研究
日本の研究者らは、Bifidobacterium adolescentis SBT2786が、ストレスを受けた成人の睡眠の質と気分を改善することを、RCTで明らかにした。
Nutrients誌に掲載された論文によると、研究者らは、この菌株が睡眠時間を延長し、よく休んだという感覚を改善し、疲労を軽減したと報告している。